-->
もはや大学院入学を「入院」と称するのは定番のネタ。大学院での研究は、いかに周りの人よりも多くの論文を出版するか、いかに研究者というコミュニティで存在感を出すかの勝負であり、ストレスも多く、心身ともに病気になる人が少なくない。一般に論文の出版には審査があるため、大学院生を含む多くの研究者は、その審査の結果を待ちながらほかの研究をするという生活になってしまう。論文が出版されるかどうかは、研究者人生の生死を決定する要因になるため、いわば高校受験や大学受験のような、結果を待ってハラハラドキドキの感情を、何年間も抱きつつ大学教員のポストや学位取得を目指すのである。
2020年2月~はじまりました!文系博士の日常をお送りする『文系博士です。』
毎週水曜日、更新!
自分の研究生活での出来事を四コマ漫画にしてほしいという研究者募集!ライター募集のページより、名前の横に(四コマ)と表記してご応募ください!!